アイ・マイ上司とlove☆days


口では意地悪を言うクセに、抱く時はもの凄く優しい輝。



触れ方や唇の重ね方も、荒々しいようでいて丁寧だったりする。



ますます私はトリコになるだけなのに・・・





「…っん・・・」


PCのキーボードや電卓を叩く時と同じく、私を簡単に瞬殺させる指先。




「鈴はコレが好きだな…」


「っ、ゃ・・・」


端的でいて事務的な口調は失せて、試すような艶のある声色。




「…どうしたい?」


仕事での隙の無い表情は消え去り、愁いを帯びた瞳を投げ掛けてくる。




デキる隙のナイ上司から、この瞬間は私だけの輝になるから。





2人だけのアマイ時間は、さらに蜜を増す・・・





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