アイ・マイ上司とlove☆days


だけど…、好きな人がいるから、もっと頑張りたい。



好きな人の為なら、もっと、もっと強くなれると思う。



考えてみると、大好きな人の傍で働ける私は贅沢すぎる…――




ポーカーフェイスの輝も、ますます好きになって困るくらいだもん。




それにね…、ベタベタに甘やかさないでも大丈夫だよ?




好きで、好きで、どうしようもないヒトの為だから。




コドモな私も、百万馬力のパワーを出せる気がするの・・・






「鈴ちゃん、このレジメをすぐに会議室に届けて!

くれぐれも粗相のないようにね!?」


「はい、かしこまりました!」


「頼んだわよー!」


給湯室でのヒトトキ…、もとい密会を終えて戻って来ると。



美紀さんから開口一番に頼まれたのは、会議資料のお届け役だった。




< 33 / 100 >

この作品をシェア

pagetop