スロースピードで恋愛を
……え?おでこ?



私は右手で触れられた場所を触った



「おでこ……だけ?」



私は彼に求めた



おでこだけでなく、唇にもしてほしかったから……なのに



「お前はまだ、小6だろ。この続きは中学生になったら…な!」



彼はそう言って私の頭をぽんっと叩いた



「何で…小6は唇にキスをしちゃダメなの?教えて!!私が小6で竜ちゃんは高1だから?」



意味かわかんないよ…



「歳とか関係ない。ただ、……ただ………」



彼は続きを話さない



「………いい」



「え?」



「もう知らない!竜ちゃんのバカ!!!大嫌い!!!!!」



私は悪口を吐き捨てて部屋から出ていった





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