僕と彼女のウラ事情
プリントを全部配り終わって、
僕は席に着いた。
そしてHRは始まる。
「・・・ぁー・・・」
さっきの、ほのかの笑顔が頭をよぎる。
きん、ちょうしたー・・・なんか・・。
ボフッと机の上の鞄にもたれる。
プリントを配ってたら、
全員分あるから当たり前だけど、
彼女の名前を見つけた。
席に近づくたびに鼓動は速くなって。
顔をあげて見えた彼女の笑顔。
・・何を見て、笑ってるの?
ねぇ。
俺の方も見て、
さっきみたいに笑ってよ。