光の姫は何も知らない
これで静かにご飯が食べれる。


安堵をつきながらパンを口にしてると碧山君が声をかけてきた。


「白原さんって怖い物知らずなんですね」


「そんなことないよ。あれはただムカついたからああ言っただけだよ」


ホントに赤井君は人間的な意味でデリカシーがないわ。

赤井君、中心で世界が回ってるんじゃないんだから。


「オレもそう思うよ。特にさっきの『静かにしてもらいません?』はツボだった」


ミズノ君は思い出したように笑いだした。


あたしは笑いを求めて言ったわけじゃないんですけど…



「ミズノさんはそうやってすぐに笑うのですから。
そういえば白原さんは朝ご飯が終わったらなにかやることありますか?」


やることか。片付けと言ってもあたしが持ってきてる物は服だけであとは後日郵送で持ってきてくれる。


でも寮の部屋には必要な家具は揃ってるからそんなに量はないんだけどね。


「特にやることはないけどなにかやることあるの?」

「そうですか。だったら食事が終わったら能力についてお話しましょう」


そういえばまだ能力については聞いてないっけ。


能力って本当になんなんだろ。



疑問に思いながらもご飯を食べるのだった。






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