ファウンティンに捧ぐ歌
まだ心配そうな表情のままそう言う守に感謝しながらも、私は1枚の紙切れを守の目の前に差し出した。

それを見て、守の表情が変わった。



「ほー、何か? おまえは、これに怯えてた、っつー訳?」

「守が遅いからでしょ?」

私のセリフを聞き、守は苦笑い1つしてその紙を受け取った。

「分かったよ、俺が払えばいいんだろ? なんだよ、おまえ、アイスコーヒー3杯も飲んだのか?」



そう、守に見せたのは伝票。

なんだかんだ言いながら、レジの方へ行く守の後をついて行く。

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