私たちの夏



「だよな!
じゃさゆりさんによろしく♪」






さゆりさんは
あたしのお母さん。



海の近くで
海の家兼民宿をしている。




「うん、またね!
……世那…
降りて来るな
って言ったじゃん…」




「あ、つい(笑)」













あたしは階段に押し込んだ。






「彼氏って
誤解されるでしょ?」














大変なんだから。
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