生徒会長は私の彼!?
ってなわけで1年のなかではこの話題でもちきりだ。

「生徒会と旅行に行けるなんて!」

「私ちゃんと勉強するわ!]

「蓮様~」

などと女子はかなり盛り上がっている。
私にはよくわかんないけど。


「あ~い~。テストの点数がよければ、生徒会と旅行ってほんと!?」

「うん・・・。まぁ・・・。」

「ほんとに!テスト頑張んなきゃ!」

「え・・・。まさか優姫・・・あの会長に」

「ちがうわよ!愛と旅行に行きたいのよ」

「うふふ。優姫ありがとう。」

優姫がそんなこと。めっちゃうれしい。
私もテストがんば・・・

「はぁ!?んなめんどせー」

「はぁ!?拓也!私と優姫の旅行が掛かってるんだから!」

「知るかよ!綾波はともかく、お前が足引っ張るんじゃねーのか!?」

「うるさいわね~~。」

ったく・・・。確かに私はばかよ!
こうなったら見返してやる!
毎日勉強!

「ふん!じゃあこの俺を抜いてみろよ!」

「わかったわよ!優姫!いくよ。」

「は~い。じゃ碓氷君またね」




「愛。いいの?あんな事いって。碓氷君は毎回定期テスト上位3位には入ってたじゃない」

「うん・・・。優姫!勉強教えて~~」

「いいけど・・。愛は放課後生徒会でしょ?」

「あ・・・。」

「あっ!会長に教えてもらえば?」

「え・・。あの人が教えてくれるか・・・。」

「まあとりあえず、生徒会行っておいで!」

「うん!じゃあまた明日ね!」


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