彼と私の言えない秘密
右側を少し振り向く和真


この後ろ斜め45℃の角度がカッコイイ〜


なんて見とれてる場合じゃない!


「いいから止めて?」


「イヤだ!」


何かを感じたのか、和真はチャリを漕ぐスピードを早めた


「和真!止めてってば!」


私は和真の背中にしがみついて、大声を出した


「バカ!デケエ声出すなよ。ココ歩道だぞ?」


チャリは歩道を走ってるワケで、周りに人がいないってこともなく、チャリの後ろに乗っている私は、歩道を歩いている人達の視線と笑い声に気付かなかっただけだった


あの人達、私見て笑ってんの?





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