彼と私の言えない秘密
チャリを押しながらモゴモゴしてる


「ヤキモチ妬いちゃって…和真ったら可〜愛い〜」


「バッ…そんなんじゃねえよ!」


少し顔を赤くして私を見る


「ふ〜ん…あっそう?」


「それに、先輩とアイツの誕生日だとか言ってて、意味わかんねぇんだけど?」


私は先輩が女子高の生徒会長と幼なじみで、ずっと好きだってことは話していなかった


さっき、和真に話していいからって言ってたし


私は和真に話すことにした


「じゃ、今日は海行こ?」






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