彼と私の言えない秘密
俺は美那の歩く後ろを、間隔を開けて歩いた


小さい頃から好きだった奴が目の前にいる


「おはよう、美那さん。校門まで一緒に行きませんか?」


「ごめんなさい…考え事をしてるの」



「美那先輩、おはようございます。あの…俺のアドレスです。メールください」


「ごめんなさいね…誰ともメールはしていないの」


そして毎日こうして、男子校の奴等に声をかけられては断る美那を見ている俺


そのまま美那は女子高の校門へ、姿を消すんだ


「先輩、おはようございます」


「おはよう」


「生徒会長〜今日も素敵ですぅ」


「ありがとう」


俺も適当に答えて男子校へと入っていった





< 358 / 536 >

この作品をシェア

pagetop