彼と私の言えない秘密
私達は玄関の前を通り過ぎた


「そう…私も二人の秘密?高杉さんから聞いたわ」


「ええ?そうなんですかぁ?そうやってだんだん秘密がバレていくんだぁ〜」


会長は私の様子にアタフタする


「私、秘密は守るわよ!」


「お願いします」


私は頭を下げた


「じゃ、私コッチだから」


「はい!」


私は会長の会釈を見て、頭を下げた


先輩のヤロー、秘密バラしちゃダメだよぉ〜


でも、先輩、告白上手くいったんだね


青山生徒会長の顔を見たらすぐにわかったよ


先輩ったら…恋の魔法をかけちゃったのね


そう思うと私まで嬉しくなった





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