彼と私の言えない秘密
和真のバカ!王子スマイルなんかしてる余裕なんてあんの?


お願いだから早く行って。私無視していいから


私の小さな願いは和真に届かず…


「じゃ、愛羅!帰り待ってろよ」


手を挙げて颯爽と去って行ってしまった


もちろん黙っている流海じゃなく、私は質問責めに合う


和真ったら…このまま無視してくれたら、上手く誤魔化せたかもしれないのに!


私の賭け…台無し


「ちょっと愛羅?どういうこと?東條くんと…え?意味わかんないんだけど?」





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