彼と私の言えない秘密

コントロール

春奈が断ってくれたのに、白川くんは何故か凄く強引で…


「イイよね?愛羅ちゃん!ココで会ったのは、何かの縁なんだよ!」


「いえ…困りますから…」


私も断り、春奈の手を掴んだ


「少しだけ!君はその辺でちょっと暇潰しててくれるかな?俺、愛羅ちゃんに話したいことがあるんだ」


白川くんは私の手首を掴む


「だから、今、友達と一緒だし、無理ですから」


私は一生懸命断っていた


もう半分、涙目…


「白川!お前、何やってんだ?」





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