彼と私の言えない秘密

俺に任せろ

夜、部屋で今流行りの音楽を聞きながら、雑誌を見ていた私


ベッドの上に放った携帯が鳴る


♪♪♪


「もしもし〜」


「愛羅?私、春奈だけど」


浮かれた声の春奈から、雅也くんと付き合い始めたことを聞いた


「じゃ、また学校でね」


そう言って電話を切って、ベッドに入る


これからダブルデートが出来るんだ


それは私がずっと思っていた嬉しいこと


でも、誰かに見られて、学校の皆に私の彼氏が雅也くんで、和真の彼女が春奈って思われちゃったらイヤだな〜という感情が出てきた…






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