PURE~君想う空~
「亜紀ちゃんの心は、ピュアだね。
ずる賢くなくて、真っ直ぐで、一途でさ………。
俺は、そんな亜紀ちゃんに惚れたんだよね。
ゆっくりでいい…。ゆっくり俺を見て?今は無理だとしても……。」


もう一度あたしを、優しく抱きしめてくれた。


抱きしめ返す事も出来ずに、膝の上に手を置いたまま……


先生の優し過ぎる腕の中で、泣いていた……。



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