高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
ポチが私を見上げた。


「食事片づけたら・・・
しばらく友達のとこに行くわ。
しばらく困らないように
冷蔵庫には食べるもの入れたし
私もちょこちょこ
戻ってくるから・・・・
ポチママに理由つけて
私も住むとこ探すから……」



「それってどういう意味?」
ポチの声もかすれていた。



「一緒にいるのがつらいの。
だから逃げ出すってことかな。」



「逃げる?」



「もう・・・
言いたいことみんな言ったし・・・
でもポチが辛いなら
顔見てるのも辛い・・・
だから逃げる。」



ポチの携帯が鳴った。


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