高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
三学期が始まってすぐに
テストがある。


冬休みの間にやっとけば
どってことない。


俺は学期末に向けて
準備を始める。


「健太~~」
廊下で声をかけられた。


隣のクラスの佐藤と斎藤が
ニヤニヤしている。


「年上の女だって~?」


「スゲーな。どこで知り合った?」


「いろんなこと
教わってんだろ?
あ~~~刺激的だな~~」


「バカなことを~~」
能天気な二人は
渡辺から聞いたんだろう。


くみちゃんをそういう目で
みられるのがいやだったけど
年上というだけで
必ずそういう形にされてしまう。
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