高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
ポチの頑固さにはまいる。


ポチという犬が死んで
私が悲しんでいたら
自分をポチと呼んで
と言い張った。


まさか犬の名前を呼ぶわけにもいかず


呼ばずにいたら

ポチの両親から
ポチでいいからと
頼まれたっけ。



コーシロが私の顔を
じーーっと見ていた。


「コーシロー!!バーァ!!」

一瞬コーシローが笑った?



もう一度

「コーシロー!!バァ!!」


ぎこちないけど
コーシローが笑った。



「ポチ!!ポチ!!」


私の大声にポチが慌てて出てきた。


「笑ったよ、コーシローが笑った。」


もう一度やってみたら
また笑った。


「うわ~~~マジ天使の笑顔!!」


ポチと興奮して
何度もコーシローを笑わせた。


日に日にコーシローは大きくなっていく・・・・
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