高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
くみちゃんの目はまん丸になってる。


「ごめんね。」



「そうだったんだ。
おかしいって思ってた。
確かにお互い気持が高ぶってたけど
ポチに限って・・・
だからそんなこと・・・
そうだったの・・・・」


「俺すごく急いだの。
くみちゃんを俺のものに
するために・・・・
だから幸志朗は半分俺だから。」



「バカね。
いいよ、もう・・・・
運命だったんだからさ。」



くみちゃんの唇が俺に触れる。


「私はポチのキスの虜になったの。
ポチのささやく愛の言葉で
幸せになれたの・・・・・。
これから先もきっと
私たちは周りを幸せにしていける。」



「愛してるよ。」



「私もよ・・・・」

しなやかなくみちゃんの体が
俺に巻きついて
締め上げる・・・・・


「シマウマさん・・・
いただきます~~」

黒豹のくみちゃんが
覆いかぶさってきた。
< 469 / 485 >

この作品をシェア

pagetop