高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
「はい、できあがり。」


ポチが鏡を見て確認する。


「サンキューくみちゃん。」


私も急いでしたくにかかる。
お化粧は念いりに・・・・
最後のルージュをひこうと
手にすると
必ず飛んでくるポチ


「キス、キス」


「もう行かなきゃ~」


「うそつけ~
待ってるくせに~」


「待ってないよ。だって
忙しいんだから。」
突き放す。


「くみちゃん素直じゃねーよ。
すぐばれちゃうんだぞ!!」


ポチのキスの嵐・・・・


この後キスだけで
終わるわけもなくて・・・・

「ほらね、くみちゃん」
いじわるなポチがニヤっと笑う。


若くて元気なポチとの愛の儀式に
とろける毎朝は
遅刻と時間との戦い。


「いってきま~す。」
私はいつも慌ててドアを
飛び出す。
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