桜華乱舞 〜蒼き月夜に永遠の誓いを〜


「で、桜に何の話?」


深影は藤姫様の注意もさほど聞いてない様子で、話をそちらに逸らす。




ていうかコイツ、馴れ馴れしく私の名を・・・




隣でヘラヘラと笑ってる男に私は自然と怒りがこみ上げる。





すると



「・・そうですね。

実は、あなたに大事なお話があって、こちらに招いたのです」


と藤姫様は話を切り出した。







私はしばしの沈黙を経てからこう言った。



「・・私はあなたと一度もお会いしたことがありません。


それに、あなた達の格好や辺りの風景を見たところ、私の文化と大分異なってるようにも見られます。


あなた達から見たら、私はさぞおかしく見えるでしょう。



そんなどこの誰かも知らない私に一体どんな大事な話があるのでしょうか?」



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