桜華乱舞 〜蒼き月夜に永遠の誓いを〜



「妖鬼は人間を無差別に喰い殺しそして、陽京を中心に琥翠国全体に広がりました。


そこで現れたのは『神徒』という妖鬼と同等に戦える者達でした。


今我々がいるこの建物はその神徒が集まる本拠地なのです。」



「えっ・・・では、あなた達は神徒なのですか?」



「私は違いますが、そこにいる音祢と深影は正真正銘の神徒です。」




私はチラッと後ろにいる二人に目を向ける。



音祢は目を向けられたことで少し顔が引き締まり、深影はキョトンとした顔になっている。



見た目はどこにでもいる普通の男と女だが・・・


私は二人を見たあと、またゆっくりと藤姫様の方に向き直った。



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