桜華乱舞 〜蒼き月夜に永遠の誓いを〜
なんと驚いたことに、天井から頭を逆さにした男がぬっと出てきたのだ。
し、心臓が飛び出るかと思った;
「十夜、お前またそんなとこで何してんだ;」
深影は呆れたように十夜という男に尋ねると、その男はくるっと顔をこちらに向けた。
男は橙色の前髪をヘアバンドのようなもので上げ、顔は灰や埃まみれになっていた。
顔からして、私より一歳か二歳ぐらい年下な気がする。
「え〜〜?この前、妖鬼がここの天井壊しちまったから、それの修理ですよ〜?」
青年は間延びしたような言い方で当たり前だとでも言うように言った。
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