★暴走族の紅一点★

★姫華★



早く...!!早く...!!!

竜に逢いたい!!!!




「運転手さん!!!

飛ばして下さい!!!」






運転手に無理言って

早めに着いたのは



外にいっぱいバイクやら

高級車が止まっている

見知らぬ倉庫だった....



「お兄ちゃん、ここ?」


「...あぁ」

(姫華の奴...自分の気持ちに
気付いたからって.....
俺が竜に殺されるだろーが)





お兄ちゃんの心の声は

虚しく姫華には聞こえない






そして....

お兄ちゃんが倉庫のドア
を開けると






そこには....


白の特攻服を着た

竜が立っていた




.
< 62 / 71 >

この作品をシェア

pagetop