★暴走族の紅一点★

★姫華★





竜から連れてこられたのは

倉庫の近くにある

夜空に移された草原だった




「うわあ〜〜///
すごい.キレイ....///」



まるでその草原は

私と竜を招いている

みたいだった....




「姫華........」


「ん?なに?」



急に真剣な顔になった竜は

満月に写され

銀色の髪は綺麗に反射される




「姫華....これからも

ずっと....ずっと

俺のそばにいてくれないか?」



「っ//!!そ、それって..」






「結婚を前提に.....





俺と付き合ってくれ」








好きな人からの告白って

こんなにも嬉しいんだね...

私も....私も....





「竜....私もあなたの事が


誰よりも好き......


私を竜のそばにいさせて...」






どちらともなく

抱き合う私と竜は


満月に移されながら


お互いの口を重ねるのたった








.
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