ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
芝内先生を探して校内を歩き回っている最中、清川と遭遇した。

「おい清川、芝内先生知らないか?」

「え?…あぁ、芝内先生なら剣道部のブースでさっき見たよ」

「そうか、ありがと」

じゃ、と別れようとしたその時、清川が俺の腕をグッと掴んだ。

「銀ちゃん!!桐島知らない!?一緒に探してよ〜」

俺にすがりついて訴えている。


「……桐島なら帰ったぞ?熱出したから」

俺んちにな、とは言えない。

「ええ!?そんな!!せっかく一緒に回ろうって誘おうと思ったのに!!」

何っ!?
そうはさせるか!ったく、油断ならない奴だ。

「残念だったな、明日も休みだ」

というか、休ませる。


ショックを受けている清川に、じゃあな、とニッコリ笑って声をかけ剣道部のブースに急いだ。


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