ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~

プレゼント大作戦

「あれぇ〜三神先生早かったですねぇ」

という栗原先生の声にも見向きもしないで、一目散に席に戻りクラス名簿を取り出した。


いつだいつだ…とハラハラしながら目で追い、結衣の誕生日を探す。

「あった…3月…」

よかった…。過ぎてなかった…。

はあぁ…と安堵の息を吐きながら、名簿をパタンと閉じた。


思えば、今まで付き合ってきた女の誕生日なんて気にしたことがない。そもそもそういう恋人たちのイベントに疎かった。祝おうなんて概念がなかったためだが、結衣は違う。無視するわけにいかない。




……あれ、そういえば。

俺、今まで結衣にプレゼントとかしたことねえ…。

クリスマスとかあったよな…?……最悪じゃねえか!!全然気付かなかった!!


何か渡したといえば、唯一、センター試験の日に時計を貸しただけだ。

貸したって……。俺、ただのセコい男じゃねえか…。


ま、まあ過ぎたことはしょうがない…。

これからだ、これから。とりあえず結衣の誕生日は盛大に祝わなければ…。


3月か…待ち遠しい…。フライングしてプレゼントとかいろいろしてしまいそうだ…。結衣の喜ぶ顔が見れるなら毎日でもあげたいくらいだ。


< 401 / 479 >

この作品をシェア

pagetop