ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
上機嫌のまま職員室に入ると、先生たちが皆ニヤニヤしながら興味深そうに俺を振り返った。


……な、何だ?


居心地の悪い視線をかわしながら自分の席に向かっていると、様子がおかしいことに気付いた。机の上が何やらこんもりしている。


……ゴミか?何だ?新手のイジメか?


不審に思いながら近付くと、ゴミだと思っていた正体はすべてチョコレートだった。

そうか…バレンタイン…。

すでに昨日結衣とバレンタインの甘さを味わったので、もう興味がない。


うっとうしい…。

そういや、毎年こんな目にあっていたのを思い出した。いつもは迷わず捨てていたが、さすがに生徒からのものを学校で捨てるわけにいかない。

どうしたものか…。でも結衣の以外いらねえしな…。

はぁ、とため息を吐きながら困っていると、大場先生が楽しそうに近付いてきた。


「三神先生スゴイわね!長年教師やってるけど、こんなの見たの初めてだわ!」

「そ、そうですか…」

「もしかして、今日機嫌がいいのもバレンタインだから?」

「違います」


んなもので機嫌が良くなるなんて、俺をそんな安い男だと思わないでほしい。


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