ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~

見事、惨敗。

完全に口が滑ってしまった…。
本心とはいえ、一緒に旅行しよう的なこと言うなんて、ただの変態教師じゃねぇか…。

桐島も笑い飛ばしてくれりゃいいものの、「いえ…それは…」と、何とも丁寧に拒否られた。


職員室で、ズドーンと1人落ち込む。

あんだけ意気込んでたのに、作戦もなにもあったもんじゃなかった。


…………惨敗だ。


桐島にとって、俺への評価はゼロからマイナスに変わったに違いない。

あの後、いつも冷静な桐島が、早く帰りたそうにソワソワしていた。


こりゃ、完全に気味悪がられている。


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