屋根ウラの天使



さやかのお母さんに

また車で送ってもらって

約束していた

プールに行った


さやかとあかりと私

泳ぐのも忘れておしゃべりに熱中した

あかりには

学校に好きな人がいるんだって

でも

照れて、好きな人は誰かまでは

教えてくれなかった


顔を真っ赤にして

恥ずかしがってるあかりは

ただでさえ美人なのに

ますます可愛くって


「あかりなら大丈夫だよ!」

「告白すればいいのに!」って

さやかと2人で盛り上がった



ずっとしゃべっていて

じりじりとした日差しに焼かれると

暑くなって

思い出したようにプールに入った



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