sky-スカイ-
「遅いから何かあったんじゃないかって心配したよ。久しぶりに会ったけど変わりないみたいでよかった。」


そう言ってニコッと微笑んだのは
幼なじみの綾音。
1番自然体でいられる相手で彼女のもつ独特の雰囲気が好きでいつも心にゆとりをくれる。
県内トップの高校に通うエリート。



「心配かけて悪かったな。おばさん達は相変わらず?」


「うん。元気にしてる。夏も莉子ちゃんのこと可愛くてしょうがないみたいね。」


「でもあいつ最近生意気。なんか彼氏ができたとかって。ハァ。」



「ふふ(笑)夏も大変だね。」



「夏はまだ彼女できねーのかよ。」



蓮がポテトを頬張りながら話しかけてきた。



「できないできない。彼女とか必要ないし。」


女なんて面倒なだけ。



男女の関係なんて相手に嫌われないように必死になったり無理して自分をつくったり。


夏の1番嫌いなことだった。



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