ふぁーすと・らぶは永遠に。




「おたくさんが聞かせたんだろ。おれのお気に入りのこの場所で。」



…そーゆうこと。


「で、吹っ切れそうなわけ?」


随分とデリカシーが不十分じゃないか。


「吹っ切るも何も振られてねーしさ。」


「うっそだろー?さっき思いっきり振られてたじゃん。」



おれの精一杯の強がりも、豪快に笑い飛ばされた。








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