【完】先生と恋をしましょう!
「元気か?」
力は少し緩められたけど、まだ先生に包まれてる。
何か、変な感じだよ。
私はうん、と頷いた。
先生が近くにいるってわかるからこそ、頑張れる。
「何かあったら、いつでも来なさい」
「先生、ありがとう。でも、学校でこんなことするのは…」
禁断の恋、それは前から言ってるように気にしない。
でもね、先生はきっと気にすると思う。
先生が先生じゃなくなるのは、嫌だから。
「じゃあ、今度からは家に行く」
先生は、夕日の照らされた横顔を、キラキラさせて私に言った。
何で…優しくしてくれるの?
たとえ、それが良い理由だとしても、聞けない。
恋は出来ないよ…やっぱり。