【完】先生と恋をしましょう!


それから、1週間はあっという間に過ぎ去った。
お化け屋敷の完成も、間近なよう。
そして、今日は文化祭前日。
午後から準備…なのに、担任の鶴の一声で、朝から教室には、黒塗りのダンボールやら、黒いカーテンやらで埋め尽くされていた。
何をするでもなく、ただ教室の端で窓の外を眺めていた私に、クラスメートからのお声がかかる。






「鷲尾さんって、文化祭来る?」


来るなオーラの漂う中で、彼女達の予想通りの言葉を発した。





「行かないよ」


優しく、柔らかく…言えたかな?




「良かった。来られたらどうしようかと思った~」


それが嫌みだって、わかって言ってんのかねえ?
まあ、気にしないけど。







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