【完】先生と恋をしましょう!


「それも含めて、キミだからいいんだ」


まるで、恋人のような会話。
でも今日、さっき会ったばかりの私達。
変な人だなー全く。
素敵な恋人が居るんだろうね。



「じゃあ、私行きますね。私なんかを綺麗って言える方なんですから、素敵な人と出会えますよ、きっと」



小さく頭を下げて、その場を後にした。
その人は何も言わなかった。
まあ、そんなもんだよね。





慣れた心の痛みが、またズキッと痛む。
苦しい…あの人と会わなければ良かったのにな…。







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