【完】先生と恋をしましょう!


それから、1時間程が過ぎた。
誰かの声が、怒鳴り声が響いたりもして、怖い。
どうしようもなくて、ベッドに丸くなって我慢した。







ガチャ

部屋のドアが、そっと開かれた。
足音が聞こえる、コツコツと響く。
これって…先生?




どうしようかと、考えてたらその誰かは私を、抱きしめた。
ギュッと、大丈夫と言うように。



「話つけたから、もう大丈夫」



「本当に?」



「ああ、明日から毎日一緒だ」



「え…先生と?」



「嫌か?」



「だって…何でそこまで優しくしてくれるのか…わからないし…」






< 40 / 210 >

この作品をシェア

pagetop