【完】先生と恋をしましょう!


ぬくもりに包まれてる私。
私を包むその人の寝顔を、近くから観察してみる。
相変わらず、眉間にはシワが寄ってて、それは時折深くなる。
でも、先生らしいかな。
私は、思わず先生の頬に触れた。
刹那、先生の手が私ごと引き寄せ、甘い口付けが降ってきた。




「せ…んっ……っせえ…」


数秒後、私達はやっと離れた。
少し、呼吸を荒くしてる私を見て、先生は目を細めた。




「ワタシの寝顔は高いぞ」


先生は、また口付けた。
今度は一瞬だけのキスを。





「いくらですか?」


先生の冗談に、私も便乗してみた。
やっぱり、先生の前だと本当の自分をさらけ出せる。










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