独り言2<その後のある日>
そして、真奈美も一緒にキッチンで
二人を手伝った。
今日は、航太郎が趣味で取り寄せた
新潟からの魚を使った料理だ。
キッチンには所狭しと色々な調理器具が
並べられ、届いたばかりの鮮度のいい
魚が料理の順番を待っていた。
京子は、ちょっと申し訳なさそうに
小声で真奈美に言った。
「ごめんねぇ‥こんなめんどくさい事に
するつもりはなかったのに‥妙に
張り切っちゃって‥勝手に取り寄せ
てるんだもの‥参っちゃったわよ‥。」
「えぇ?いいじゃない。美味しそうよぉ♪
私もお料理嫌いじゃないし‥嬉しいわぁ‥。」
自分のお見合いだということをいつの間にか
すっかり忘れている風な真奈美に京子は
「あ、あのねぇ‥今日はお見合いなんだから‥。」
そう言われて、はたと我に返った真奈美は
「あ‥そうだった‥。でも、もう、どうでも
よくなっちゃった。お料理の方が楽しそう♪」
二人を手伝った。
今日は、航太郎が趣味で取り寄せた
新潟からの魚を使った料理だ。
キッチンには所狭しと色々な調理器具が
並べられ、届いたばかりの鮮度のいい
魚が料理の順番を待っていた。
京子は、ちょっと申し訳なさそうに
小声で真奈美に言った。
「ごめんねぇ‥こんなめんどくさい事に
するつもりはなかったのに‥妙に
張り切っちゃって‥勝手に取り寄せ
てるんだもの‥参っちゃったわよ‥。」
「えぇ?いいじゃない。美味しそうよぉ♪
私もお料理嫌いじゃないし‥嬉しいわぁ‥。」
自分のお見合いだということをいつの間にか
すっかり忘れている風な真奈美に京子は
「あ、あのねぇ‥今日はお見合いなんだから‥。」
そう言われて、はたと我に返った真奈美は
「あ‥そうだった‥。でも、もう、どうでも
よくなっちゃった。お料理の方が楽しそう♪」