恋多きわたし



どうやら私は、気付かないうちに将寛を見ていたようだ。


恥っ!!

「....見てねぇし!!」

あーあ...
かわいくないな。
本当、どうしよう。

そんな事をしているうちに授業が終わった。



学級委員の号令と同時に将寛が言った。


「次授業何だっけ??」

「国語だよ。」


そんな些細な会話なのに頬が染まる。


すると、亮太が廊下に立っていた。

こっちを見て手招きしている。


....え??!

わたしぃ??

私は、とりあえず廊下に出た。

亮太は、黙ってこちらを睨む。



怖っ!!

何!!なに??!

私は、聞いた。
「どうしたの??」

すると、亮太は照れながら言った。







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