君を何度も~俺様☆天然~
大野 陸と言えば

うちの学園でも有名なイケメン学生だ。

学年はアタシと同じ中3。

この度初めて
一緒のクラスになりました。

容姿はさっきの
説明どうりカッコいいです。

さらに彼はバスケ部の
エース的存在。

てかエース。



身長が他の部員より
低いのにその能力が
高く買われて有名。


さらに学年でも
トップ20に入る頭の良さ。





そこら辺から人は
彼の事を、
王子様と呼ぶようになる。


だけど、
どーしてだろ??




「いつもの王子様オーラは
迷子になってるんですか??」

「くだらねえ事言うな。」


ん~……。
やっぱ違う。


みんなから聞いた話では
カッコいい
成績優秀
優しい
紳士的
スポーツ万能
とか何とか言ってたけど……。



消えかかる夕日に照らされた
陸様の顔は依然として
カッコいいし

頭の良さは判断出来ないけど
何か違う………。





















…………あ!!

「分かりました!!
いつもと違う所!!」

「………で、どこが??」

目を細めながら
うざったそうに聞く陸様。



「はい!!
いつもとは……。」







ガシィィィッ!!!!!

「………見つけたよ??
この勘違い女。」


………あれ??
何でこの人いるんだろ??


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