君を何度も~俺様☆天然~
「杏っ!!」

「青依っ!!」

と後ろに青依の姿が!!


キャーーーーー!!


思わず瞳を瞑ると、


「足見せなさいっ!!」

意外な優しい言葉が帰ってきた。

「………ふぇ??」

「≪ふぇ??≫じゃないわよ!!


スパイクで踏まれたんでしょ??」

「………あ、そうだった。」

と言うともう足は包帯グルグル巻き。

「手際いいね~!!」

と言うと、


「昔っからやんちゃばっかしてたから覚えたわよ。」

とあっさり。


まぁ今の性格が出来たのもそうだよね??

きっと青依の子供時代も可愛いんだろうな♪


「おーっと!!


並んだぁ!!3-2 リーダー 大野と3-1 ラストが並んだぁ!!」



!!!!???


そうだった!!!!

まだ勝負はついてないんだ!!

陸も十分に速い。

まるでドラマに出てくる馬みたい。

でも相手も超速い!!


「1組スゴいね~!!」

「そりゃ、相手は陸上部組。

あたしの走りがなきゃここまで来ないわよ。」


ごもっともです。



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