学校と…
小此木家…哉実の部屋…


カタカタ…パチッ


「よし、これで論文は出来た。これを研究室に送っておこう」


俺の隣には母親がいる
桂木さんを家に入れた時にいた
   ・・・
…いやあった人間みたいなモノだ。


実際俺には母親というモノがイマイチ良くわからない

俺は…捨てられたんだ…物心がつくまえに…

そのことを育ての親から聞いた時は驚いた。

この俺が捨てられたなんてな…。


俺の唯一の欠点だ。


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