姫のさがしもの。
「あっ!姫夏。
あそこ行かないか?」
宮岸さんは
突然、窓の外を指さした。
カフェから見える
小さな川辺。
長い階段があって
カップルが
数人座って
その小川を眺めながら
楽しそうに
話してるのが見える。
「すごいきれいな景色だね。
行こう行こう!
あの階段に座ってみたい!」
私は、はしゃいで
答えた。
話に夢中で
気づかなかったけど
カフェのすぐ横には
夕陽が反射して
キラキラと光る水面の
すてきなすてきな
小川が広がってた。