姫のさがしもの。
…な…なに!?
ドクンドクン
高鳴り過ぎた鼓動が
全然元に戻らない。
すごい早さで脈打つ心臓。
混乱する頭で
ようやく事態を理解して、
私は気恥ずかしさのあまり、
「え…えへへ」
なんだか間の悪い
笑い声をあげて
しまうことしかできなかった。
だって、
この微妙な沈黙に
耐えられなくって。。
だけど
こみ上げてくるのは
うれしさと興奮。
彼の温もりがまだ
私の唇にしっかり残ってる。
私、キスされちゃったんだ…!