激甘★ラブストーリー
『え、なに。悩み相談でもすんの?よかったら俺らが相談にのるよ~♪』
(……しつこいったらありゃしねーな。)
あたしの後ろにいる女の子は、目がうるうるしていて今にも泣き出しそうだ
(……女の子は泣かせるなんて…許さんッッ!!)
あたしは女の子を庇いつつ、臨戦体勢を整え
『ね、行こーぜ~?』
ぶちっ
頭のどこかで、導火線に火がついたのを聞き
「うおりゃゃぁあああーーーッッッッッッッ!!!!」
一番前にいた男の急所を
力いっぱい蹴ってやった