きらきら。

「好きって自覚したのは最近。いつも近くにいてそれが普通だった。」


うつむきながら話す菜子。

「でも....この前、光太に好きな子ができたって言われて、そこで好きって自覚したの....今まで一番近くにいたのに....」


「菜子....」

「でも....!今さら好きなんて言えない....」



恋愛経験の少ない私は何も言えなかった。

いつも菜子に助けてもらっている私は何も言えない自分が嫌だった。



ぎゅっと唇を噛み締めた。
< 17 / 17 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

君が好きなんだ

総文字数/3,684

恋愛(その他)18ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
学校の一番人気の男に恋した胡桃。 『好き!』 この気持ちは誰にも負けない! しかし、そんな胡桃に待ち受けているのは.... 一途でほんわかな雰囲気の天然少女 笹木胡桃[ササキクルミ] × クールな雰囲気を持つ、モテ男子 野沢想太 [ノザワソウタ]

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop