貴謳
意
どうしてと問い掛けても
答えが返ってくるわけでもなく
ただ風が私を包んで
見上げた月が
それは偽りではないことを
哀しいほど
苦しいほど
教えてくれた
どうしてと問い掛けても
答えが返ってくるわけでもなく
ただ風が私を包んで
見上げた月が
それは偽りではないことを
哀しいほど
苦しいほど
教えてくれた