†シークレット・ラブ†
もう…戻れない…。

「───…ごめん──…って…

なにが…


なにが…ごめんなの──…?」




何を謝っているのか
分からなかった…

「あたしを…

追いかけてこなかった事を…謝っているの…?」



どこかで──
今にも切れてしまいそうな赤い糸を

このまま
繋ぎ止めようとした…


もしも
どこかで絡まって
しまったのなら…


できる事なら
その絡まった糸を解いて

元の姿に
戻せるように

元の2人に
戻れるのなら

あの頃の
一番幸せだった

あの頃に
戻ろうとした…


だけど…




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