お星様に助けを求めて

「これからはどうするつもりでいるの?」



その質問には、菜穂に言った事と同じ様に伝える。

もう先生と生徒っていう関係じゃないけど、私は校長先生が凄くいい人だと思うし、話を真剣に聞いてくれる…
だから、ここの生徒で良かったなって思える。

じゃなきゃ、校長先生には出会えなかった。
勿論、菜穂や…光聖とも。




「頑張れるわね。
…納得できるように、全力で立ち向かいなさい。
全ての事に。」


「はい。」


「神無月さんも、進路は決まっているものね。
…何があってもあなた達の味方だから。」


「ありがとうごさいます…!」




校長先生の優しい笑顔は、やっぱり和む。
聖も、笑っていた。

また来ますと言って、学校を出た。
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